☆留学職人ヒデは最近極力
☆怒らないようにしております。

☆だってネガティブなものからは何も生まれないし。
☆でも今日、かなり久々にカチンと来てしまった。

☆嫌がらずにお付き合い下さい。
☆相手は人です。でもお会いしたことも
☆お話したこともありません。

☆ただネットの上で、たまたま行き着いた人です。
☆仕事柄、国際関係やら国際教育やらのページにはよくオジャマし、
☆色々お勉強させていただいているのですが
☆今日は読んでいるうちに、
☆メラメラでした。


☆細かいことはさておき、

☆少なくとも、

☆どんなに小さくても、僕らみたいな
☆国際教育や国際理解の一端を担う
☆仕事の人は
☆簡単に他国の人を下位にみたり、
☆学校の評価をランキングか何かで決め付けたり
☆ましてや、非有名校をけなしたり
☆挙句そんなことを日記に書いたりしては
☆だめだ。

☆だめなんだ。絶対に。

☆いわゆる「そんな雰囲気のもの」と
☆戦ってやろうと思ってこの仕事にこだわっている
☆私にとっては、非常にきりきりと怒ってしまったのであります。

☆すくなくともそういう態度で仕事はしないぞ。
☆すくなくともそういうとこには負けないぞ。
☆そういうところに偉そうなこと言わせないぞ。

☆改めて自分のあり方を確認したのでした。

☆見ず知らずの相手にいきり立ってしまったヒデでした。


☆こんな雰囲気で書いちゃってごめんなさいね。
☆でも皆さんにちょっと聞いてもらって、少し気が晴れました。
☆明日からまた黙々と仕事します。
☆なんだかコワモテなタイトルですみません。
☆前回のお話に出たAさんとの会話です。

☆あえて、あえてですよ、誤解を恐れずにいうなら
☆「英語はツールではない」のです。

☆そう、ツールだ、などと偉そうに言うから使えた、
☆使えない、という程度でしか英語力がつかないんです。
☆というか,そこから先に行かないんじゃないかなあと思えるのです。

☆Aさんとお話していたときに出てきたのは
☆たとえば中国では「めいぶんふぁ」と言う言葉をよく言うそうです。
☆うまく漢字変換ができずすみません。

☆これは「どうしようもない」と言う言葉です。
☆これはあらゆる場面ででてくるそうで
☆もう私たちの手には負えない、このトラブルにはこれ以上手の施し
☆ようがない、とのフレーズだそうです。

☆「よく日本のビジネスマンの方は怒るんですよね、これを聞くと」
☆とAさん。ですよね。きっとそうだ。
☆「でもこの言葉が中国の人たちにとっては大きな意味があるんです」
☆ほう?
☆「彼らにとってはこの一言は生きるための重要な一言なんです」
☆ふむ?

☆Aさんが言うには、いかに自由化が進んだと言えど国民の自由度では
☆まだまだ国のやり方に、国民が左右される感の高い中国。
☆明日にはまたあれこれ変わっていく。やりきれないことも多いけ
☆れど「どうしようもない」という一言で、何とか気持ちを切り替えて
☆次に進んでいくための、彼らなりの文化であり知恵であり、処世術なのです。

☆英語でも日本語でも同様に、表現やそこにいたる考え方の過程があります☆よね。

☆言語をツールとしてしか見ないと、こうした空気感や独特の「持っている☆もの」にまでの目配りは「しなくなりそう」に思えます。

☆それはあまりに勿体無いしつまらない。もっと見えてくるものがあるのに。

☆だって「日本語なんてただのツールさ」なんて「いけすかないやつ」に
☆言われたら私なんかは「ちょっと待ってよ。俺の母国語だぜ」
☆って言いたくなっちゃう。

☆文化を学べ、相互理解だ!なんて壮大で偉そうなことはあまりいえません
☆がせめてどうしてそうなったのかな、と謙虚に思う気持ちでいたいな
☆と思いますよね。使えた、使えない、と言うよりもね。

☆どんな言語も「ツール」なんかよりもっと奥が深い。
☆ビジネスなんかで使うだけの物じゃない。

☆もっとそこんとこ何とかいい言葉で置き換えられないかなあと思うので
☆す。

☆「英語なんてただのツールなんだからさ」
☆なんてしゃべれない人ほどそういうな。かなり偏った見方かもしれませんが(失礼。ばっちりしゃべれる方もそうおっしゃいますよね)

☆でもこう思うのは昔偉そうに、↑言ったあるオヤジが
☆かなり「いけ好かないやつ」だったからなんですけどね(苦笑)。
☆さて、先日ご紹介した、本、
☆「アンディ先生と私」
☆本日はおかげさまでラジオ出演です。
☆でんわによるインタビューではありますが、。

☆FMヨコハマ(84.7MHZ) レディオドックにて放送です。
☆DJは我らがアレックスさん。
☆どんな話が飛び出すやら、、。
☆緊張!でも楽しみ!
☆あああとすこしで放送だ。
☆実は年末からPCが壊れまして、、。日常のメールのやりとりやら、
☆このブログの更新やらかなり、滞っておりました。
☆このブログをお読みの皆様でも、「留学職人、反応悪いぞ!」と憤慨されているかたも
☆いらしたのでは、とかなり心配です。
☆また事情をご存じであれこれ、気をもんで下さった皆様、ありがとうございました。
☆さて、その間にも色々ございまして、、
☆こんな本をみつけました。
☆「アンディ先生と私」 (センゲージ・ラーニング発行、発売 同友館)
☆海外のビジネス小説ですが、なかなか面白い本でございます。
☆なにより、考え方がおもしろい。
☆そしてビジネス小説でもありながら、人生の機微というか
☆働くとはどんなことか、とか、色々胸にぐっとくる本であります。
☆勉強になりながらも、涙がほろり。
☆ぜひ、一度よまれるといいと思いますよ。
☆この訳やってる人、どんなひとなんだろうなあ、、。